つたをたつ

ゲームや映像媒体等娯楽についてのブログ。たまにエッセイも。

渋谷のハロウィン騒動と、「昼だけ陰キャラ」

渋谷がイベントのあるたびに盛り上がるのはいつもの事だが、今年のハロウィンは輪をかけて凄まじかったという事はいろんなメディアから耳目に入ってくる。

 

これだけ話題になるとちょっとした考察をしたくなるもんで、世の中のオタクの例に漏れず、昔、心理学の本を読んで知識をかじって飲み込めないまま頬袋に溜め込んでいた自分は、

「この件をきっかけに改めて反芻しよう。群集心理・・・集団圧力・・・」

なんて考えていたが、既に分かりやすい事極まりない記事があった。

news.yahoo.co.jp

わかりやす~~い。思ってたこと全部ミキサーにかけてシェイクにしてもらった感じ。

モチは餅屋。以下、ただの自分の思いつき。

 

お前らそれ昼にもできんの?

自分は昔から夜に弱い。

 

渋谷の夜

むちゃくちゃ高画質なフリー素材の無駄遣い

 

具体的に言うなら、小学生の頃は20時にはテレビ前のソファーで頭をガクガク振っていたし、成人した今でも21時には瞼が重くなり、日付を跨いで起きているのは月に1度あるかないかといったところ。

 

中学の頃、同級生がしゃべくり007の話題で盛り上がっていた時は教室の端でMAJOR読んでた。あいつら全員夜更かしで身長止まらねえかなってずっと思ってた。真面目に体を作ってた茂野吾郎の身長は180cmで止まった。小せえよ。

 

一時期ストリートダンスをやっていた頃、アングラに生きている意識が強いダンサー達はやたらと夜通しの練習をしたがった。自分はそれについていけず、練習の集合時間には家で爆睡していた。昼に練習しろよ。

 

このオール練習の頃から、夜に行動したがる人間が妙にギラついてるように思えてきた。ダンサー達のアングラ意識と似たものがある。

 

夜間の行動というのは、たまに夜中ドンキホーテにいる子供連れ家族なんかは例外として、一般的にある程度成長してから許されるものである。

 

小学生のうちは遊び終わったら日が暮れる前に家に帰るし、中学生だって部活帰りに寄り道していたらお母さんはいい顔をしないだろう。そんな時期の修学旅行の夜にやたらと夜更かしして友達と話したがったり、大してどこにも行けないクセして宿を脱出したがる人が出てくるのは、夜の世界に駆け出したい、背伸びをしたい子供のありきたりな心境の表れである。

 

夜に騒ぎたがる人たち、マジでここから成長してない。

 

確かに夜であることに意義をみなすイベントはある。ハロウィンだって元々は秋最後の夜ということが肝心なイベントだし。

 

けれど、まあ、コスプレして軽トラック倒すのは昼でもいいよな。時間帯についてだけ考えれば。フェスだってデイイベントなんてのは山のようにあるし、人が集まって騒ぐ楽しさという面なら時間帯はあまり関係ない。

 

修学旅行の夜、うっかり気分が大きくなって好きな人の名前をついつい言ってしまう人間、いたよな。夜という、子供の慣れない、普段とは少し違う環境で気持ちが大きくなってしまうが故のミスを犯していた人間。渋谷にも彼ら彼女らがいたはずだ。彼らはきっと普段から軽トラをぶっ倒しまくる人間じゃない。もしそうならば日本の警察が無能すぎるし、塊魂を地で征きすぎている。

うっかり想い人の名前をゲロってしまった彼らがなんの成長も無く年だけとって軽トラを倒してるはずだ。きっと原因の一つはそういう面の幼さ。

 

さて、こうやって夜にはしゃぐ人間を冷ややかに見ていると「それはお前が俗にいう陰キャラだからだ」なんて反論が飛んでくるかもしれない。夜にはしゃげない自分が陰キャラなら、じゃあお前は「昼だけ陰キャ」だからな。

 

 昼 だ け 陰 キ ャ 

 

もっと恥ずかしいぞ。悔しかったら昼間も同じ位はしゃげよ、オイ。なんとか言え。

 

昼間でも真っ当に楽しいイベントなんて山ほどある。ダンスイベントだって昼間にやってたってどこまでも盛り上がった。夜じゃなきゃいけない理由なんてそんなにないぜ。

 

日本が世界であまり類を見ないほど治安がいい事を考えると、この国における「夜の街は危ない」は、凶悪犯罪に巻き込まれる可能性よりも、夜は人間が何をするかわからなくなるという群衆の不安定さへの懸念の含みがある気がする。

 

渋谷の昼夜を見るに、これだけ治安の差がクッキリするのは、日頃日本の治安が良いことの裏返しなのかもしれない。

 

 

 

夜の馬鹿騒ぎへのヒガミと軽めの苦言が妙にデカい話になってしまった。話の収拾がつかなくなったから終わり。

 

昼も夜も同じように楽しもうって話。