つたをたつ

ゲームや映像媒体等娯楽についてのブログ。たまにエッセイも。

ドラマ「今日から俺は!!」を振り返っての感想、疑問点、一番面白かった話等

日テレのドラマ「今日から俺は!!」を1話から最終話である10話まで見た。

 

見てて思った事を、ごちゃっとここに書き出してみようと思う。

 

否定的な事も結構書くので、苦手な人は読まないほうがいいです。

 

 

伊藤健太郎がひたすら良かった

伊藤がこのドラマで一番出来が良かったと思う。バカ真面目で、起こると強くて、根がいいヤツという伊藤らしさがよく出てた。

 すごく若い人だったんだね、へー、知らんかった。

 

個人的に思い入れの深いのは4話。明美が今井を騙している時に映画館の隣の席で事情を聞くシーン(うろ覚えなので間違っているかもしれません)。

あのビジュアルでこんな優しそうで落ち着いた演技して違和感ないの凄いなと思った。伊藤の優男の面が良く出てるシーン。

あとこれはどーでもいいんだけど、あの髪型で映画館来られたらメチャクチャ迷惑だよね。

 

髪型の再現も地毛でやってたと聞いて笑っちゃった。好感度上がるわ。これから他のドラマに出ることがあったら確認しちゃうかも。

 

 

福田監督の演出が全く自分の好みじゃなかった

今日俺で要所要所で見られたギャグパート、グダっているようなアドリブ、茶番、顔芸、正直全部嫌いだった。

 

なぜなら、これらはみんな全く本編に関わってこないから。こういうギャグパート見ててもキャラクターの性格とか、思ってる事とか、信条みたいな、中身が全く見えてこないから。

元になるストーリーに脈略もなく全く関係ないコント挟んでるだけ。そのコントの出来も学芸会レベル。あれが面白いのは「こんな立派な俳優がここまでやっちゃうぞ」という意外性だけ。こういうのは自分は受け付けないタイプだった。

 

現に椋木をはじめとする教師陣は最後まで何もしなかった。彼らが居ることで主人公たちの境遇や考え方なんてのは一切変わってない。彼らはあくまで話を進めるための舞台装置。話を進めるために必要な道具がポコポコ出てくる。ただそれだけの存在。装置として働いてくれるなら誰でも良かった。

別に彼らがいなくても三橋と伊藤はツッパリになってたし、開久に目をつけられてたし、今井は女に騙されるし、廃ビルに閉じ込められるし、相良をぶっ飛ばしてたはず。

そんなことが見え見えの状態で出てこられても、本編の邪魔をしないでくれ、早く続きを見せてくれ、という気持ちになるだけ。

 

自分の好きなコメディってのはそれぞれのキャラクターがしっかりとした芯を持っていて、それに従って行動する中での各々の行き違いやミスマッチが面白くなるというもの。そうでないならドラマじゃなくていいじゃない、と個人的には思う

 

一方、同じ今日から俺は!!の中でも最終話の理子を助け出してからの三橋と伊藤のやりとり

「さっきチューできたな・・・」

『来なきゃよかったよ・・・』 

 この怒りの籠もった『来なきゃよかったよ・・・』 は傑作だった。山場を終えて一発目のやり取りとしては完璧。こんな軽口を叩ける間柄という事や、伊藤がどれだけ真剣だったか、満更でもないような様子の理子。こういうのが見えるとリアリティが増して面白い。こんなやり取りをもっと見たかった。せっかくのドラマ化なのだから、もっと三橋、伊藤達の人間味あるやり取りを見たかった。実際に人間が演じる彼らをもっと見ていたかった。

あんな顔芸や茶番なんかは実写に必要ない。せっかくの実写化なのに笑いをデフォルメしないでくれ、と個人的には思う

 

あと今日俺を見始めてからふと思い出した、去年ヒットした劇場版銀魂Amazonのレンタルで見てみた。上に書いたことと殆ど同じ事が言えた。

銀魂

銀魂

 

 ただまあ、自分が映画を見ての印象と、原作漫画の世間の評価があまりにも乖離してるから、これはいつか原作を読まなくては、という気持ちになった。そういう意味ではいい映画なのかもしれない。なんとなく、噂に聞く神楽というキャラクターがらんま1/2のシャンプーとダブってしまうせいで敬遠してたけど。

 

この監督と組んだ佐藤二朗ムロツヨシに嫌悪感を覚えるほど。二人共真面目なドラマでは凄く良い役者さんなのに。もうこの手の作品は二度と見るまいと心に誓った。

 

 

一番面白かった話と一番つまらなかった話

一番おもしろかった話

 廃ビル回の7話と迷ったけど、個人的なナンバーワンは3話。開久との対決回。

OPの男の勲章の入り方から、今井の凹みっぷり、開久とのアツいやりとり。最後の最後に乱入してきた教師陣を除いて全部がお気に入り。「開久高校」という組織としての恐ろしさなんかも良く描けてた。

この話だけはひょっとしたら何年後かに見返すかもしれない。動いている三橋伊藤を見たくなったら。

バイオレンスを放送しづらいこのご時世によく派手にやってくれたなって思う。素晴らしい。

cut-vine.hatenablog.com

 

一番つまらなかった話

圧倒的に2話

道場でのやり取りは苦痛でしかなかった。意味不明な茶番、アドリブ。勘弁してくれ。

cut-vine.hatenablog.com

 

 

6話ラストで剛田が開久に異動になったのはなんだったの?

いや本当になんだったんだ。

 

原作では軟葉高校の生徒たちと触れ合う中で真面目に教師を目指すことにした最強教師剛田。ドラマ6話のラストでは原作と異なり開久高校に異動した。

cut-vine.hatenablog.com

 片桐が剛田の事を予め知ってたことや、異動した際のカットが意味ありげだったことから、これは後々再登場間違いね~な、なんて予想を立ててたのだけれど、見事にハズレた。使い切りキャラだった。

 

こいつ最後に大暴れしてくれたら面白かったんだけどな・・・。ちょっと残念。

 

 

最後に

大体思ってた事や書き逃したことはここに出し切ったので満足。

 

散々原作と比較しておいてなんだけど、もし原作を知らずにこのドラマを見ていたら、漫画も買ってみようか・・・なんて思ういいきっかけになるドラマだったかもしれない。まだ自分の知らない今日俺を見てみたいと思えたかもしれない。

それだけキャラクターと設定に魅力のある作品だった。まあそりゃ原作があれだけ人気ならそうなんだけど。

 

少しでも気になった人は漫画を読むことを強くおすすめする。

 

ちなみにこの漫画、基本は数話で1章を作る話の流れなのだが、単行本はエピソードの途中でも思いっきりぶった切る構成なので、1冊でも買えば続きが気になって延々と買い続けること間違いなし。それでも後悔はさせない作品。

 

もう書くことはないや。終わり。

 

 

今日から俺は!!感想まとめ

cut-vine.hatenablog.com

 毎週やってました。